補助金獲得事例

事業概要

２つの設備を導入することにより、家庭用アクリル製品製造の新規事業を行えるようになった。

事業で抱えていた２つの課題

１）従来まではアクリル板を使用サイズにカットしたものを仕入れていたため、コスト的に割高であった。また小さな製品の場合は、コスト的に現実的には他社と対抗できない状態であった。

２）従来までは、アクリル板に印刷を行うのは、シルク印刷で対応を行っていた。多色印刷を行うことは現実的にできないため、カラー印刷が可能となることが課題となっていた。

設備導入による課題の解決

１）レーザー加工機を導入することにより、アクリル板は大きなサイズで仕入れて、必要なサイズを自社でカットすることにより利用できるようになった。このことにより仕入れコストが大幅に削減することができるようになった。

また、自由なサイズでカッティングを行うことができるようになったため、少部数のサイズにも対応できるようになった。

さらに、正方形や長方形だけでなく、さまざまな形に自由にアクリル板をカッティングできるようになったため、商品の種類に幅ができ、使用した後に残ったアクリル板は従来では廃棄したいたが、それも小さなサイズの商品として使用することができるようになり、大幅に生産性が向上した。

２）UVプリンターを導入することにより、自由にカラー印刷ができるようになった。そのため、大幅に対応可能な商品が増えた。またデジタル印刷となったこと、そしてインクの乾燥工程がなくなったことで生産性が大幅に向上した。

このように当該企業が抱えていた課題が、補助金事業を行うことにより解決されました。