補助金獲得事例

事業概要

可変印刷をおこなうことのできるハード及びソフトを導入し、従来と異なったダイレクトメール事業を行う

事業で抱えていた2つの課題

１）ダイレクトメールに関する事業は行っているが、現在は同じ少部数から中部数のダイレクトメールを生産している。課題として、ワンツーワンのマーケティングが進むなか一枚ずつ異なる内容のものを生産できるハードウェアが必要となっていた。

２）マーケティングの進化は目を見張るものがあり、一枚ずつ内容が異なるダイレクトメールを生産することだけでは不十分となっている。必要とされているのは、そのダイレクトメールを受け取った人物がその後、どのような行動を行ったかを把握し、それを販売促進に使用するために分析することができるようになることである。

分析をするためには、そのような分析をすることができる一つ一つが異なった二次元コードを高速に連続作成することができるシステムが必要となっていた。

設備導入による課題の解決

１）高速生産かつ高速演算可能なデジタル印刷機の導入

生産が速いというのは最低限必要であるが、一枚ずつ異なったデータを生産するということは、従来の何百倍から何千倍のデータを生産機械に送ることとなる。よって生産機械に内蔵されているコンピュータが高速演算することが求められる。
メーカーの最新の最上位機種を導入することにより、この問題を解決した。

２）二次元コードの連続作成ソフトの導入

一枚ずつ違うものを生産する可変印刷を行うだけでは、ダイレクトメール事業を革新的に変えるのには不十分である。ダイレクトメールを受け取った人物の行動を待つのみとなり、受け身となってしまうからである。そこでダイレクトメールを受け取った人物がインターネットのウェブサイト上でどのような動きをしたのかを分析することのできる二次元コードを高速に連続作成することができることが必要であり、ウェブサイト上で操作をすることができるソフトウェアの開発を依頼し導入をおこなった。

このように当該企業が抱えていた課題が、補助金事業を行うことにより解決されました。