補助金獲得事例

導入実績
印刷業
業種:
オフセット印刷業
導入設備:
オフセットカラー印刷機
補助金金額:
3,000万円

事業概要

メーカーのクラウドシステムと繋がり、さまざまな問題発生の事前通知、解決方法の掲示、推奨情報の掲示が行われる機械を導入した。

事業で抱えていた3つの課題

1)当該企業は都市部から離れており、機械が故障した場合は、メーカーからの修理に時間と費用が大きくかかっている。場合によれば納期に間に合わない可能性もある。故障する前に、機械の不良個所がわかれば、未然に防ぐことができ大きなメリットとなる。

2)仕事が多品種小ロット化するなか、生産速度より生産の準備時間をいかに小さくするかが課題となっている。また同時に生産時に発生する印刷損紙をできるだけ少なくすることが求められている。

3)印刷には大きく分けて、薄紙印刷と厚紙印刷がある。従来の機械では薄紙印刷をすることしかできない。用紙離れが叫ばれる中、薄紙印刷の減少が顕著であり、一部では市場規模が拡大している厚紙印刷に対応できるようになることが緊急の課題となっている。

設備導入による課題の解決

1)機械故障の予防保全

メーカーのクラウドシステムは、保守機能と分析機能がある。導入印刷機がインターネット上のクラウドシステムに常時接続しており、印刷に関する情報を収集しフィードバックされるデータを分析し印刷機の問題点を抽出して改善方法を発見する。
全国の印刷会社が所有する印刷機からもクラウドシステムにデータが集まり、これらのデータがビッグデータとなりクラウドシステムのAIが学習する。AIが様々な解決方法や推奨情報を提示し、例えば機械故障の予兆情報を察知して利用者に情報提供する。

2)生産性の向上

最新型の設備を導入することにより、大幅に生産性が向上した。具体的には、生産の準備時間の削減により生産性が大幅に向上しました。また、生産に伴って発生する印刷損紙を大きく減少できるようになり、コストが大幅に削減された。

3)厚紙印刷事業の展開

導入設備は、厚紙にも対応しており厚紙印刷事業を展開することができるようになった。

このように当該企業が抱えていた課題が、補助金事業を行うことにより解決されました。

 

PRIMO CONSULTINGはこれまで蓄積してきたDXノウハウを駆使して、皆さまのビジネスモデルの構築から補助金申請支援、更には収益獲得のためのDX活用まで一括してご支援をしていく全国でも稀な企業体です!